平成二十五年度拡大幹事会のご報告
観一・20回 牧 潤二
観一高同窓会東京支部では平成二十五年五月十一日(土曜)午後一時から、滑w苑社/同窓会東京支部が入っている富士見ウエスト一階の大会議室で、平成二十五年度の拡大幹事会を開催しました。この拡大幹事会で承認・決定した主要な事項、その後の経緯などについて、報告いたします。
1 平成二十四年度の会計報告
平成二十四年度の収入は三百四十二万三千百十九円、支出は三百十万三千七百十一円、差引資金収支は三十一万九千四百八円で、従前の赤字基調から黒字転換するとともに、次期繰越金(平成二十五年三月三十一日現在)は二百六十六万千七百二十円に増加しました。
収支構造について前年度(=平成二十三年度、収入約三百十七万四千円、支出約三百六十九万円)と比較すると、平成二十五年度は、収入が約二十五万円増加し、支出は約六十万円減少しました。その主な要因は、収入では「年会費、賛助金及び寄付金」が約二十二万円増加、「『燧』広告代」が約五万円増加、支出では「『燧』作成代」が約三十二万円減少、「総会案内状及び『燧』送付料」が約二十万円減少したことによります。収入に関しては、本来は前年度に入金されていなければならないものが同二十四年度に入金されるなど(二十五年度以降も同様のケースがあると推測され)、流動的な要素も若干あります。一方、『燧』の編集費が前年度と比べて減少しているのは、『燧』のページ数を減らしたことも一つの要因となっています。
なお、右記の内容を記載した平成二十四年度「収支報告書」を本稿の最終ページに掲載しています。
2 平成二十四年度総会について
平成二十四年度の同窓会東京支部総会につきましては、本誌において別途(別掲)、当番幹事の清水諭氏(観一29回)が報告をしています。また、巻頭のカラーの頁で東京支部総会の写真を掲載するほか、それら以外も含めて四百点以上の写真(デジタルファイル)を東京支部のホームページからダウンロードできるようにしています。
総会でのイベントのために賞品(景品)を提供してくださった皆様につきましては、お礼の意味で、総会の途中で一定時間、パワーポイント(スライド)で「寄付、賛助・協力者」としてお名前をスクリーンに映しました。また、そのパワーポイントのファイルにつきましては、当番幹事と幹事長の双方が永く保存することにしています。
なお、総会案内状は当番幹事の皆さんがオリジナルのもの作成し、ここに会場の地図も組み込んでいるため、東海大学校友会館から「地図」を買う必要もなくなり、ここで従前と比べると約二万円の節約ができている、ということも報告させていただきます。
3 平成二十五年度総会について
平成二十五年度の同窓会東京支部総会は、観一30回の皆さんが当番幹事を務め、十一月十六日(土曜)十一時三十分から、これまでと同様に東海大学校友会館(霞ヶ関ビル35階)で開催します。また、会場の「讃岐うどんコーナー」につきましては、引き続き、株式会社めりけんや(代表取締役社長=成房正樹氏(観一26回))さんが全面的に協力してくださることになっています。
総会終了後から午後五時まで、主として、ご来賓と先輩方々のために、同じフロアにある「諏訪の間」(予定)を休憩所として取っていますので、ここもご利用ください。
なお、本誌において、当番幹事代表の西脇純一氏が「2013年 同窓会のご案内」と題して、今年度の東京支部総会の案内の記事を書いてくださっています。
4 平成二十五年度の主要な活動、決定事項など
(1)総会支援委員会の設置
当番幹事を務める年次(観一30回以降)の同窓会員の絶対数が減っていることを踏まえて、その年次(学年)だけで従前のように支部総会を単独開催するの困難な時代がすぐにやってくることを想定し、平成二十四年度の拡大幹事会で総会支援委員会を設置することを大筋で承認いただきました。また、同二十五年度の拡大幹事会で、総会支援委員会を正式に設置することが決まりました。同委員会の規約(確認事項)は別記のとおりです。
その後の経緯としまして、当番幹事(観一30回)の皆さんの要請に基づき、九月二十一日(土曜)に新宿区立「北新宿生涯学習館」和室で、総会支援委員会(委員長=観一12回・槇護氏)の第一回会合(立ち上げ)を行いました。当番幹事の皆さんの要望を踏まえて、総会当日、総会支援委員会の委員は、主として受付を担当することになりました。このため当日、同委員は午前十時をめどに会場に集まります。
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総会支援委員会の規約(確認事項)
@総会支援委員会は、今後約10年間、東京支部総会の当番幹事(観一30回台)の要請に基づき、その支援および協働作業を主要な任務とする(当番幹事がほとんどいないような年は、総会支援委員会が主力となる)。
A初年度の総会支援委員会のメンバーは当番幹事を経験している観一12回〜29回で構成し、各回から1名を送り出す(全体として男女のバランスが取れることが望ましい)。
B委員会を構成するメンバーは、1年ごとに1学年(1年次)繰り下がり、最年長の学年(年次)は引退する。
C委員会の委員長は、最年長の年次。委員長代理は、その次の年次(同観一13回)とする。
D委員会のメンバー(委員)については、特定の人への負担をなくすこと、人材の発掘という意味で、幹事との兼務は不可。また、委員は1年で交代する。
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(2)当番幹事の各年次の人材発掘について
今後、上記の総会支援委員会が大きな役割を果たすにしても、当番幹事制を前提としている限り、観一31回以降の幹事を増やしたり、若い世代に積極的に同窓会東京支部にかかわってもらうなど、人材の発掘が必要です。そのため平成二十四年度から、「人材発掘プロジェクトチーム(PT)」を設置し、その人材発掘PTのリーダーを秋山良文氏(観一28回・幹事)に務めてもらっていて、すでに多くの成果が出ていることは、本誌の各記事を読んでいただければ十分にご理解いただける、と思います。
なお、この人材発掘に関しては秋山氏に「全権委任」の形をとっていますので、同氏の取り組みには全面的かつ快く協力してくださるよう、お願い申し上げます。
(3)クラブ活動等について
魅力的な活動を通して東京支部を活性化するという方針の下、すでに平成二十四年度からクラブ活動の準備を進めていましたが、その第一号として「燧句会」が発足し、平成二十五年四月十九日、新宿区立「三栄町生涯学習館」で第一回の句会を開催しました。
「燧句会」は上記のような公的施設を利用し、その使用料は千円前後というように、きわめて低料金です。同窓会東京支部では、原則として、その施設利用料を補助していきます。
また、この「燧句会」の活動の詳細については、本誌において、長谷川澄治氏(観一19回)が「俳句のご縁、燧句会の輪の拡がり」と題する記事を書いてくださっています。
なお、新たにクラブを作り、クラブ活動を始めたいといたいとお考えの同窓会員の皆様は、遠慮なく、東京支部にお申し出ください。
(4)学生会員への働きかけ、進路指導について
平成二十五年度も前年度に準じて、在京の大学生に対して「同窓会『先輩訪問』で就職準備を」と題する案内状を東京支部総会案内状と併せて配布します。
学生会員から実際に先輩訪問の要望がありました際には、ぜひ、ご協力をお願いいたします。
5 『燧』等の発送作業について
会誌『燧』等(総会案内状含む)の発送作業の主要な部分につきましては、平成二十四年度より、ディーエムソリューションズ株式会社(本社=東京都武蔵野市)に委託し、各回幹事の皆様には、その「事前の作業」をお願いいたしました。
各回幹事の皆様は「作業マニュアル」どおりに「事前の作業」をしてくださり、しかも、その期日もきちんと守ってくださいました。おかげで、大きな事故もなく『燧』等の発送ができました。ここで、あらためて、各回幹事の皆様にお礼申しあげます。
平成二十五年度につきましても同社を利用し、『燧』等の発送作業を行う予定で、準備を進めています。幹事の皆様に依頼いたします「事前の作業」につきましては、平成二十五年度は若干の改善をして、より合理的になるようにしていきます。
ちなみに、その費用は、従前のように大手宅配業者に発送だけを依頼した場合と、同じです。しかも、『燧』の封入・梱包なども含めて発送作業を行ってくれるわけですが、経費的な負担は増えません。
(以上)