平成二十六年度拡大幹事会のご報告

              観一・20回 牧 潤二


 観一高同窓会東京支部では平成二十六年五月十日(土曜)午後一時から、滑w苑社/同窓会東京支部が入居している富士見ウエスト一階の大会議室で、平成二十六年度の拡大幹事会を開きました。この拡大幹事会で承認・決定された主な事項、その後の状況などについて、報告いたします。

 1 平成二十五年度の会計報告
 平成二十五年度(平成二十五年四月一日〜同二十六年三月三十一日)の収入は三百三十九万二千九百七十二円、支出は三百四十一万五千四百四円、差引資金収支は▲二万二千四百三十二円で、従前の黒字基調から若干の赤字に転換するとともに、次期繰越金(平成二十六年三月三十一日現在)は二百六十三万九千二百八十八円に減少しました。
 収支構造について前年度(=平成二十四年度、収入約三百四十二万三千円、支出約三百十万四千円)と比較すると、平成二十五年度は、収入が約三万円減少し、支出が約三十一万円増加しました。その主な要因は、収入において「『燧』広告代」が約十五万円減少し、支出において「『燧』作成代」が約三十万円増加したことです。ちなみに、「『燧』作成代」が増加した理由の一つとしては、そのページ数を増やしたことが挙げられます。
 なお、右記の内容を記載した平成二十五年度「収支報告書」を本稿の最終ページに掲載しています。

 2 平成二十四年度総会について
 平成二十五年度の観一高同窓会東京支部総会は、平成二十五年十一月十六日に開催いたしました。それにつきましては本誌で別途(別掲)、当番幹事(観一30回)を代表して安藤宏行氏(観一29回)が報告をしています。また、本誌巻頭に東京支部総会の写真を掲載するほか、それら以外も含めて数百点の写真(デジタルファイル)を東京支部のホームページからダウンロードできるようにしています。
 総会でのイベントのために賞品(景品)を提供してくださった皆様につきましては、お礼の意味で、総会の途中で一定時間、パワーポイント(スライド)で「寄付、賛助・協力者」としてお名前をスクリーンに映しました。また、そのパワーポイントのファイルにつきましては、当番幹事と幹事長の双方において保存するとともに、いつでも参考資料として提出するようにしています。

 3 平成二十六年度総会について
 平成二十六年度の同窓会東京支部総会は、観一31回の皆さんが当番幹事を務め、十一月十五日(土曜)十一時三十分から、これまでと同様に東海大学校友会館(霞ヶ関ビル35階)で開催します。また、会場の「讃岐うどんコーナー」につきましては、今年度も株式会社めりけんや(代表取締役社長=成房正樹氏(観一26回))さんが全面的に協力してくださり、食材等も無償で提供してくださることになっています。
 総会終了後から午後五時まで、主として、ご来賓と先輩方々のために、同じフロアにある小部屋を休憩所として取っていますので、ここもご利用ください。
 なお、本誌で別途(別掲)、当番幹事(観一31回)代表の大井英司氏が「2014年同窓会の開催にあたって」と題し、種々の報告や提案をしてくださっています。

 4 平成二十六年度の主要な活動、決定事項など
 (1)今後のあり方を検討する分科会の設置
 これまで同窓会東京支部では、さまざまな事項についての今後のあり方が議論されてきましたが、必ずしも意見はまとまっていません。ただし、検討すべき事項と論点は明確になっています。そこで、幹事長(牧潤二・観一20回)までの世代を除き、これからの時代を担う観一21回からの若手の世代において「分科会」を作り、主な懸案事項について一定の結論を出して、それを拡大幹事会(あるいは臨時幹事会)にかけて了承を得る、という仕組みで取り組んで行くこととしました。

 (2)人事について
 上記(1)の取り組みとも関連しますが、西宇好明氏(観一26回、会計担当)に、同窓会東京支部の副会長に就いていただくことにしました。

 (3)当番幹事の各年次の人材発掘について
 当番幹事以降の幹事や参加者を増やすため、平成二十四年度から、「人材発掘プロジェクトチーム(PT)」を設置し、その人材発掘PTのリーダーを秋山良文氏(観一28回・幹事)に務めてもらっています。すでに多くの成果が出ていることは、本誌を読んでいただければ十分にご理解いただけるはずです。平成二十六年度も、この取り組みを続けます。
 なお、この人材発掘に関しては秋山氏に「全権委任」の形をとっていますので、同氏の取り組みには全面的かつ快く協力してくださるよう、お願いいたします。

 (4)クラブ活動等について
 「親睦」などの活動を通して同窓会東京支部を活性化するという方針の下、平成二十四年度からクラブ活動の準備を進めてきました。この公認クラブには、一万円を目安に補助をしていきます。
 その公認クラブ第一号として、平成二十五年度において「燧句会」が発足し、現在も月に一回のペースで句会を開くなど、積極的に活動をしています。その成果・作品などは、同窓会東京支部のホームページで発表しています。
 平成二十六年度から、公認クラブの第二号として「遠距離介護支援交流会」が発足しました。同窓会東京支部では、遠く離れた郷里に住んでいる親に対する介護(遠距離介護)をすでに実践している人、これから取り組もうとしている人、関心のある人が多いことを踏まえて、「遠距離介護支援交流会」として立ち上げたものです。これは、クラブ活動といっても、決して堅苦しい集まりではありません。会員/非会員といった厳密な区別はせず、自由に参加できる集まりとしています。現在のところ、二〜三カ月に一度の頻度で、会場として喫茶室ルノアールの貸会議室を利用し、介護あるいは遠距離介護を実践していたり、介護や「地域包括ケア」などに関心がある同窓会員の皆さんが気軽に集まり、体験談の発表、情報交換などを行っています。その日程・会場などは、同窓会東京支部の一斉メール(通称「燧メール」)や同窓会東京支部ホームページ「掲示板」などで案内をしています。介護に関して悩むことがあっても、ここでしゃべるだけで気分が晴れることもあるはずです。この集まりで、遠距離介護について、いろいろなヒントを得ていただければ幸いです。
 また、上記のクラブ以外に、例えば「写真」「バンド演奏」など、さまざまなクラブが考えられます。新しいクラブを作りたいとお考えでしたら、どうぞ遠慮なく、同窓会東京支部までご連絡ください。

 (5)学生会員への働きかけ、進路指導について
 平成二十五年度も従前のように、在京の大学生に対して「同窓会『先輩訪問』で就職準備を」と題する案内状を東京支部総会案内状と併せて配布します。
 学生会員から実際に先輩訪問の要望がありました際には、ぜひ、ご協力をお願いいたします。

 5 『燧』等の発送作業について
 会誌『燧』等(総会案内状含む)の発送作業の主要な部分につきましては、平成二十四年度より、ディーエムソリューションズ株式会社に委託し、各回幹事の皆様には、その委託のための「事前の作業」をお願いしています。平成二十五年度におきましても、各回幹事の皆様は「作業マニュアル」どおりに「事前の作業」をしてくださり、しかも、その期日もきちんと守ってくださいました。おかげで、同年度も大きな事故もなく『燧』等の発送ができました。あらためて、各回幹事の皆様にお礼申しあげます。
 平成二十六年度につきましても同社を利用し、『燧』等の発送作業を行う予定で、準備を進めています。幹事の皆様に依頼いたします「事前の作業」の内容につきましては、平成二十五年度と基本的に同じです。

 6 学苑社/東京支部の移転について
 東京・飯田橋西地区再開発のため数年ほど「富士見ウエスト」に仮移転していました株式会社学苑社(同窓会東京支部事務局)が、平成二十六年六月十八日より、ほぼ元の所在地に戻る形で、左記の場所に移転しました。JR飯田橋駅の西口を出て、左手側(法政大学方面)すぐのところにある大きなビル「飯田橋グラン・ブルーム」の五階に入居しています。
 同窓会東京支部の事務局につきましても、同社社長の佐野正氏(同窓会東京支部事務局長)のご厚意により、当面、その移転先を使わせていただけることになっています。

株式会社学苑社
新所在地:〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2
           飯田橋グラン・ブルーム 5F
電話番号:03-3263-3817(変更ありません)
FAX番号:03-3263-2410(変更ありません)

(以上)