編集後記
平成十九年度の『燧』をお届けいたします。今年度も、巻頭言、特集、エッセイ・リポート、「ちょっと良い話」、同窓会報告など全編にわたり同窓会員の皆様の心のこもった、また気合い≠フ入った原稿が多数集まりましたこと、お礼申し上げます。おかげで、昨年度の『燧』よりも三十ページほど増えています。
今年度の『燧』では、同窓会員の皆様から要望されていた三つのことを、遅ればせながら実行しました。その第一は、転居等を通知するはがきをとじ込むこと。第二は、会計報告を入れること。第三は、叙勲・褒章について定例的に掲載することです。実際、同窓会東京支部会員あるいは関係者の皆さんの中で叙勲・褒章に輝く人々について、完全に把握することは困難ですので、情報を寄せてくださった方々のみの掲載になります。新聞記事のFAX等でもかまいませんので、ぜひお知らせください。最終的な確認は『燧』編集担当幹事が行います。
さて、今年度の連載特集「先輩こんにちは」では、玉尾皓平氏(観一12回)が忙しい中、長時間にわたりインタビューに応じてくださりました。インタビューの中で「元素周期表」の話題が出てきますが、その「周期表」は文部科学省のホームページから無料でダウンロードできます。ぜひ、ダウンロードし、リビングルームなどに貼っておきましょう。そうすれば、玉尾氏の意図するところが自然に理解できるはずです。
また、今年度の『燧』では、いわば小特集≠フ形で仁尾町を取り上げています。「竜まつり」の歴史、なぜ仁尾町ではひな祭りが行われてないのかなど、郷土史に関心のある方々にとって興味深い記事が続いています。
なお、来年度の『燧』の編集方針は、来年四月ころに開催する拡大幹事会で決定します。『燧』に執筆したい原稿がありましたら、ジャンルを問いませんので、遠慮なく東京支部事務局に連絡ください。 (牧潤二)