編集後記
今年(平成二十一年)度の『燧』は、座談会、鼎談、インタビュー、往復書簡といったように、盛りだくさんの企画を入れることができました。また、たいへん興味深い内容、ユニークな内容の原稿を多数いただいています。忙しい中、座談会や鼎談に出席くださった皆様、原稿を執筆してくださった皆様にお礼申し上げます。
今年度の連載特集「先輩こんにちは」では、松本民子氏(観一5回)に登場していただきました。それと併せて星永氏(観一20回)執筆の「体操部と素晴らしい恩師にめぐり合えて」を読んでいただくと、あらためて、観一のダンス部/体操部の歴史と伝統の大きさ、故・礒野栗子先生の偉大さを理解することができます。
昨年度に引き続き、今年度の『燧』においても、二つのインタビューおよび原稿執筆で、林和明氏(観一25回)にたいへん協力をいただきました。また、観一出身者がさまざまな分野で活躍していることを、認識させられました。そのように活躍している人たちを発見することも課題です。ちなみに、今回登場していただいた女優の渡邊津弓(渡邊美智代)さんが観一出身であることを知ったのは、インターネットでの検索によります。
また、昨年度の『燧』の特集「先輩こんにちは」で、石川隆夫氏(三中34回)から「同窓会誌『燧』に、歴代の会長、副会長、幹事長のリストを追加してはいかがでしょうか。会を支えたご功績をたたえ、長く記録にとどめてください」との要望をいただきましたので、今年度の『燧』では、それにおこたえするページとして「観音寺第一高等学校同窓会東京支部活動年表」を作成・掲載いたしました(この「年表」の前半は、過去の『燧』からの引用によるものです)。
なお、来年(平成二十二年)度の『燧』の編集方針は、来年四月ころに開催する拡大幹事会で決定します。ジャンルを問いませんので、執筆したいテーマがありましたら、遠慮なく東京支部事務局に連絡ください。(牧潤二)